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Like mr.perkins

蒸し暑い日が続く。
暑かったり寒かったり、うまく行ったり行かなかったりそんなことが続いたり。
人生は一度きりの実験なのだと誰かさんが言ったけれど、
ほんとだ。
言われてみればなんとなく試されているような気もするな。
試された結果がどうだったのかが永遠に分からないあたりが神様のずるいところだったりするんだよな。


・・・などと考えながら妹の買い物につきあう午後。
途中、外国人の夫婦(らしき男女)に道を聞かれる。
携帯電話が壊れたので近くにショップはないか、とのこと。
彼らの英語の節々にイタリア語が混じる。
久しくイタリア語を使う局面がないのでなんとなく懐かしい気にさえなる。
海外のクライアントとの仕事は英語とフランス語でほぼ事足りるのだ。
まぁそんなことはさておき、
たまたま近くにショップがあることを知っていたので場所を教える。
ぼくの身振り手振りを妹の子供が真似をする。
その夫婦(らしき男女)が子供の頭をなでながら妹に一言二言何か言う。
お互いに手を振ってその場を離れる。

妹:やっぱり外人ってモデルみたいね
ぼく:映画の中から出てきたみたいだったな
妹:ほんと!
  ・・・さっき(別れ際)なんて言ってたの?
ぼく:あぁ。『かわいいお子さんね』って。
妹:へぇ
ぼく:(子供を抱き上げて)なぁ、ソフトクリーム食べようよ
妹:いいねぇ


夫婦らしき西洋人男女は勘違いをしていた。
彼らは妹の子供をぼくと妹の子だと思っていたらしい。
傍から見たらそう見えるのかもしれないけれど。

妹:(子供の頭を撫でながら)あんなモデルさんみたいのにも認めてもらっちゃったね。さすが我が娘。


エスカレーターを降りながら大きなガラス窓の向こう、曇天の街並みを眺める。
6月らしい蒸し暑さとすぐそこまでやってきているであろう夏の面影を想う。
先ほどの西洋人男女は勘違いをしていたのだ。
「かわいいお子さんね」とは確かに言っていた。
しかしその後にもう一言妹に言ったことがあった。
妹にささやくように、「それに素敵なご主人ね」と。

子供同様、あんなモデルさんみたいのにぼくも認めてもらえたと、
ここは素直に喜んでおこうかね。










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