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anyday , anyway

夕食後に妹とトランプをした。


ぼく:毎年こんな調子だな
妹:まぁね


姪はロッキングチェアの上で寝息を立てている。
ピアノの上からねこたちがその様子を伺う。


妹:でもさ、クリスマスが日曜にぶつかるってなんかヤボったいね。
ぼく:うん。おかげで今日は教会に近づけねぇ。・・・あ、スタンドだ。
妹:まぁ日本のクリスマス自体がちょっと変だから。・・・・あ、あたしはヒット。


CDはいつものように古いジャズが流れていて、
白熱球のオレンジ色のライトが6つ、部屋の中をぼんやりと照らしていて、
ぼくらは床に座ってカードを引いている。


妹:明日、どっちの車に乗ってく?
ぼく:どっちでも
妹:カーテンとかいろいろ買いに行きたいから、明日チェロキーの方に乗ってって良い?
ぼく:うん、好きにしろよ。・・・今度はヒット(と床をポンと叩く)
妹:BMの方、なんか力強くてちょっと怖いの。・・・あたしは(とスタンドのジェスチャー)
ぼく:(カードをもう一枚引いて)・・・あ~、引かなきゃ良かった(とカードを場に広げる)
妹:またあたしの勝ちだね( ̄ー ̄)
ぼく:むー。
   もっかいやろう。
妹:うん、何回でも。・・・ケーキそろそろ食べようよ。
ぼく:でも、あの子(※姪)は起こすとかわいそうじゃないか?
妹:うん、そっとしとこ。ケーキ3つもあるんだし。明日またみんなで食べればいいじゃない。
ぼく:うん、ロウソクに「ふっ」って息かけてもらわないといけないから
妹:うん。お兄ちゃん、お誕生日おめでとう。
ぼく:ありがとう。別にめでたくもねぇけどさ。
妹:またそんなこと言う。


紅茶の支度をしながら妹は
生まれるということがどんなに奇跡的なことかをぼくに語った。
真冬に道端に捨てられた赤ん坊が医者に拾われることとどっちが奇跡的だろうと考えたけれど
そんな話をするとまた妹は顔をしかめるだろうから
そこは素直に同意をしておいた。
結局、その後も続いた勝負でぼくはぜんぜん勝てず、
こんな調子のクリスマスは去年とちっとも変わらない。












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