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days thru

スーツを新調した。
いつだったか、本屋さんでたまたま目についた雑誌の表紙に
差をつけるモテスーツとかなんとか、そんなことが書いてあり
サラリーマンにとってスーツは作業服のようなものだから
差をつけるも何もあったものではないと思うと、妙な違和感がったことを思い出した。

体の採寸をしながら老いたテーラーの言う。
「痩せましたか?」

するどい、と思った。
正確には、おそらく、締まったという方が正しいのではないかと思う。
日本とフランスを行き来する生活の中で、早起きをしてランニングをする、という楽しみができた。
「飛行機に長時間のると血流が滞って云々」と秘書にさんざん脅されたため、
手軽にできる運動はないものかと考えた挙句の事だった。
競技バスケをしていた頃から練習や合宿でほかの誰かに走り負けたことは無かったので
スタミナにはある程度の自信はあったけれども、
どうもぼくにはランニングが合っているらしい。
黙々と何も考えずに居られるところが何にもまして気分が良い。
正確に測ったことは無いけれど、毎朝ぼくは15キロくらい走っていると思う。
これが長いのかどうかよくわからないし、大体1時間くらいかかっているのが早いのかどうかもわからない。
ただ何も考えずに、何処も目的とせず。

もともと体脂肪率は低いので、「痩せた」と言っても微妙な差のはずなのだ。
どんな分野にも職業病というものがあるのだろうかなどと失礼なことを考えつつ、
大通りに面したカフェで今日は大きなマグでラテなんか飲んでみたりした。
クリスマスに対して、
24日と25日の2日間に対してだけ過剰な反応を見せる街の様子がどこか遠いことのように思いながら、
待ち合わせの時間にはだいぶ早い時間だったためどうしたら良いだろうと考えながら頬杖をついてぼんやりとする。
寒波がきているらしい。
寒さは人も暦も足早にさせ、誰もが惜しむこの2日間の名残を余計に助長する。
待ち合わせにはまだ時間があったのだ。
でもぼくはのろまだから
たぶんこんな風にしてると人の倍は時間が経っちまうだろうなんて考えながらぼんやりと人を待ってみたりした。










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