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行くあてもなく、ただ座して

運転は好きだけれど、タクシーに乗るのも嫌いではない。
電車やバスと違って目的地までちゃんと連れて行ってくれるし、
用事が済むまで待っててもらうことだってできるから。
普段はぼくが自分で運転して隣に秘書を乗せて出歩くけれど、
きょうは一日タクシーで行ったり来たりしていた。
スケジュールの都合で外出を今日にまとめたにすぎないのだけれど。

車中にて。
渋滞の中、窓の外をぼんやりとみていた。
窓の向こうをただぼんやりと、空が藍色になりかけていく頃だった。
こんなに夕方をゆっくりと眺めるのは随分久しぶりな感じがして、
処暑をすぎたとはいえ、残暑というにはまだ図々しいほどの暑さの風に街路樹の葉が揺れる。
ただ白くて表情がないだけなのだけれど、いつも涼しそうな顔してると言われることが多い。
なんとなく、冷たい人だと言われているような気もして、あまり良い心持にはならない。
そんな顔を秘書はうらやましいと言う。ぼくにはさっぱり意味がわからない。
冷たい印象を与える顔なんて彫刻で十分ではないか。


ぼく:帰りにビールでも飲みに行きませんか
秘書:いいですねぇ!
ぼく:○○ってお店、知ってる?
秘書:いえ。何屋さんです?
ぼく:エジプト料理のお店です
秘書:わぁ( ̄▽ ̄)


人に喜んでもらえることは掛け値なしにうれしいことだと、
食事の間中そんなことを考えていた。
ぼくはなんだか疲れているのかもしれない。






エイミーにはビリーホリデイの影があった




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